「ブラック企業」:「ブラックバイト」 「ブラックバイト」に認定されてしまう企業とは・・・
学生の頃からずっと感じていることがあります。
「アルバイト」って軽く見られすぎじゃない!?
「ブラックバイト」なんて言葉が流行り始めたことは記憶に新しく、
ブラックバイトユニオンなるものができ、
しゃぶしゃぶ温野菜をFC展開している企業を相手取り裁判なんかも行われちゃってます。
しゃぶしゃぶ温野菜の大元である「レインズインターナショナル」の社長は、
風評被害を避けたいがために、ブランド名を伏せてくれと報道陣に訴え、
これもまた炎上しかけておりましたが・・・
こういった事例を皮切りに、アルバイトを多く抱える、
飲食店やサービス業ではアルバイトに対する待遇を変えつつあり、
さらには、安倍首相の施策のおかげで最低賃金もかなり上昇しました。
今や、東京都だと932円だそうです。今の学生がうらやましい。
結果からみると、だいぶアルバイトへの扱い方、見方は改善されたとは思います。
全然足りない!
そりゃ、全部社員でお店を回そうとしたらコストが膨大になるのもわかります。
少子高齢化が叫ばれ始め、今やメインである学生も年々減ってきていて、確保が難しくなっていることもわかります。
だからといって、
「この日に入れる人がいないから、入ってよ!」
心が優しい学生に付け込む店長がいる事実。
「学校のテストなんて一日で終わるでしょ?」
学業が本文の学生からその時間を奪うことがあること。
「そんなの社員で回してくださいよ!
俺らより高い給料もらってるんだからさ!」
性根が腐っている自分なんかは学生の頃こんなことをずっと考えてました。
しかしながら、社員で回そうとしすぎると、
電通の事件のような過労死でなくなってしまう社員が出てきてしまい、
それこそ、会社の経営に関わるような結果となってしまうことも容易に想像がつきます。
だからこそ、アルバイト求人を強化する企業が増え、
求人広告会社はどんどん肥えていっているわけですが。
アルバイトの確保が難しければ、アルバイト一人にかかる負担が増え、
度が過ぎると「ブラックバイト」に認定され、拡散し、さらに確保が難しくなる。
かといって、正社員で回そうとすれば事案が増え、
「ブラック企業」認定され、さらに確保が難しくなってしまう。
典型的なのは、飲食店=ブラック企業と考えられ、社員確保が難しく、
さらにはバイトも「ブラックバイト」と考えられ確保が難しくなっていると思います。
今後、アルバイトを多く抱えるような、アルバイトが欲しいような企業ではどんな対策や施策が講じられていくのか注目していきたいと思います。